お茶に含まれているビタミンC!天然と人工の違いと危険性は?
みなさんは、お茶の原材料表示を見たことはあるでしょうか?
ペットボトルなどのお茶を購入した際に見てみると、ビタミンCが含まれていることが非常に多いです。
おそらく、大抵の商品には含まれているのではないでしょうか。
お茶にビタミンCが含まれているのは、安全なのか?それとも危険なのか?
詳しく解説していきましょう。
お茶に何故ビタミンCが含まれているの?
ビタミンCと表記されていますが、ペットボトルに記載されているものは人口のビタミンCのこと。
科学的には、L-アスコルビン酸という物質のことになります。
これは、食品の酸化を防ぐ役割を持っているのですよ。
お茶が酸化して、風味を損なったり変色したりするのを防ぐために、人口的に入れられています。
つまり、表記上はビタミンCとなっているものの、役割としては「酸化防止剤」となる訳ですね。
酸化防止剤と言われると、なんだかイメージも良くありません。
そもそも、お茶には元々ビタミンCが含まれているのになぜ追加するの?と疑問に思う人もいますよね。
その通り、お茶には元々ビタミンCが含まれており、特に煎茶の含有量はレモンの3倍以上と言われています。
他にも煎茶程の量ではなくても、ビタミンCは元々含まれているお茶が多いですよ。
では、何故わざわざ人口の物を入れるのかというと…
お茶を製造する過程で、茶葉を加工する際にどうしてもビタミンが失われてしまいます。
それを補うため、またペットボトルの場合は長期保存が必要な為に、後から人口の保存料として入れる事になるのです。
ペットボトルのお茶に入ってるビタミンは危険なの?
合成ビタミンと、自然食品のビタミンは全く別物だと考えられます。
がん細胞の元となる活性酸素を出す量が、自然のものと人口のものでは全然違うとも言われているのです。
また、合成ビタミンは1日6gで悪心、嘔吐、下痢、頭痛、不眠など副作用が出る報告もあります。
さらに、その合成ビタミンの90%以上が作られているのが中国という事で、その品質の悪さも近年問題視されていますよ。
本当に合成ビタミンは危険?反対意見も…
しかし、合成ビタミンに対しては全く逆の意見もあります。
WHOの基準では、合成ビタミンの一日の摂取量は体重1kgあたり0.25gとされています。
500mlのペットボトルを飲んだくらいでは、そう簡単にオーバーしない計算になりますね。
また、中国産の品質の悪さに関しても検疫がかかるので、粗悪品は廃棄されたという実例もあるのです。
確かに、積極的に摂る成分ではないのかもしれません。
しかし、日本国内で売られているのであれば、そこまで問題にはならないのではないか?とも考えられているのです。
ペットボトルのビタミンを排除した位では、食品添加物全てを排除はできませんよね。
何より、ペットボトルを安全に長期保存するには、ある程度必要になる物質でもあるのです。
まとめ
人口でも自然であっても、ビタミンCは人間の体内では作れない必要な成分です。
なので、食べ物や飲み物から摂らなくてはいけません。
どうしても気になる人は、長期保存には向かなくなってしまいますが、自然由来の無添加のものを選択するのも良いかもしれませんね。