お茶うがいの驚く効果とは?!お茶うがいで風邪や感染症予防を!
風邪やインフルエンザなど、感染症が流行る季節は予防が大切です。
多くの人が手洗いやうがいなどを行いますが、水でうがいをしている人は多いのではないでしょうか?
実は、このうがいを水からお茶にするだけで、とても効果が高くなるのです。
お茶うがいの効果や、理由について説明していきましょう。
うがいとは?
うがいとは、水分を使って口腔や喉を洗浄すること。
喉は普段、私達が思っている以上に外気に触れています。
呼吸をして吸い込む事によって菌やほこり、カビなどが喉に付着しているのですよ。
粘膜には、それらが付着しやすいので、汚れを直接洗い流して、喉を清潔に保つのがうがいの役目です。
うがいは、風邪などの予防だけではなく、虫歯や口臭予防にも役立ちます。
お茶でうがいすると何が違うの?
普段、水でうがいをしているのでは物足りない気がするけど、うがい薬は苦手…という人もいますよね。
そんな人には、ぜひお茶うがいをオススメします。
お茶うがいは、民間療法としても古くからあった方法なのですよ。
お茶うがいは、緑茶を使うのがより効果的。
お茶うがいの効果の高さは、研究により証明されています。
うがいをしていない子供に比べて、風邪を引かない格率は水で30%、食塩水で50%、緑茶の場合は70%にもなるんですよ。
なぜ緑茶が良いの?
では、なぜ緑茶が1番効果的なのか?
それは、緑茶に含まれている「カテキン」の成分が大きく関わっています。
カテキンは、植物特有の成分でありポリフェノールの一種。
お茶の渋みとなる成分であり、殺菌抗菌効果がとても高いです。
ウィルスの細胞を破壊する、抗ウィルス作用や細菌の毒素を抑える抗菌作用などを持っています。
カテキンは、インフルエンザウィルスにも効果があるとされています。
緑茶うがいの方法は?どうやるの?
次に、緑茶うがいはどのように行えば良いのかを説明していきますね。
ペットボトルなどで売られている緑茶を使用しても良いのですが、それだと少しもったいないので、出がらしなどを利用しましょう。
それでも効果は十分に得られます。
捨てる前の出がらしの茶葉を再び熱湯に入れてお茶を作り、冷めたらうがいをします。
熱湯を使った方が、カテキンを抽出しやすいので必ず熱湯を利用しましょう。
緑茶以外のお茶だと効果はないの?
緑茶以外だと効果はないの?と思う人もいますよね。
緑茶は、カテキンが含まれている量が他のお茶より多いのでオススメです。
お茶の種類については「知っておきたいダイエット茶の種類」で詳しく解説していますよ。
ですが、カテキンさえ含まれていれば、風邪予防の効果は得られます。
ただし、それぞれのお茶によって、カテキンの量は変わってくるので注意しましょう。
基本的にカテキンが含まれるのは「茶葉」から抽出するタイプのお茶のみ。
ハーブティーに限っては、カテキンに変わる殺菌効果を持っているものもあるので確認してみましょう。
まとめ
お茶うがいは、カテキンの殺菌効果を利用し、高い風邪予防が期待できます。
うがい薬は、苦手だという人にはとてもオススメ。
またカテキンは、緑茶に含まれている量が多いので、緑茶でのお茶うがいをしましょう。