ほうじ茶はダイエットに最適!カテキン量は緑茶を上回る!
ダイエットに挑戦したことがある人や、ダイエットに興味がある人ならば、ダイエットにはカテキンが有効だという事はご存じの事実でしょう。
カテキンといえば、緑茶が有名ですが、実は、ほうじ茶には緑茶を上回るほどのカテキンが含まれていて、ダイエットには優れた効果を発揮するという事を知っていますか。
ほうじ茶を使ったダイエットならば、緑茶や他のお茶を上回るダイエット効果を得ることができるかもしれないのです。
目次
ほうじ茶とはどんなお茶?
ほうじ茶は、実は緑茶と同じ茶葉で作られ、緑茶の一種です。違うのはその製法で、緑茶と同じ葉を、強火で炒ったものがほうじ茶となります。
緑茶とは色も味も違いますが、実は含まれる成分や効能効果も違います。
焙煎方法がちがうだけで引き出されたほうじ茶のパワーは、緑茶を上回るとされ、ダイエットサポート茶として、今注目を集めています。
ほうじ茶の持つパワー
ほうじ茶には、強い殺菌作用があります。
食後にほうじ茶を飲む事で、食中毒のリスクが低くなることが証明されていて、食中毒だけでなく、ほうじ茶の強い殺菌作用は風邪の予防や虫歯の予防にもつながります。
ダイエット中の口臭予防
ほうじ茶の雑菌効果が期待される中で、最も活用したいのが、口臭予防としての役割です。
人間は空腹になると胃酸などがこみ上げてきて、口臭を感じる事が多くなります。
まして、ダイエットをすると、通常よりも空腹感を生じる事が多くなり、口臭悩みも発生しやすくなるでしょう。
そんな時、ほうじ茶がマウスウォッシュのような役割を果たし、口の中のニオイを抑制してくれます。
せっかくダイエットは順調なのに、新たに、今まで気にならなかった口臭悩みが登場したのでは、やるせなくなりますよね。
太り気味も、口臭もどちらも女子力低下につながりますから。
ほうじ茶でお茶ダイエットするのであれば、豊富なカテキンパワーで脂肪も口臭もどちらもシャットアウトしてくれる事間違いなしですよ!
美容に必須!ビタミンCも豊富
ほうじ茶はダイエットだけでなく、日々の生活において私たちをさまざまなトラブルから守ってくれる飲み物なのです。
また、ほうじ茶には、ビタミンCが豊富です。
ビタミンCはダイエット中に不足しがちな栄養素ですし、女性の美には欠かせない成分です。また、体内でも大切な働きをする成分ですから、ビタミンCを多く含むほうじ茶は、ダイエット、美しさ、健康、どの面においても理想のお茶だと言えるでしょう。
ちなみに、ビタミンCは熱に弱く壊れやすいとされているのですが、ほうじ茶の場合は、熱に対する強さも兼ね備えているため、熱いお湯で煮出して飲んでも、ビタミンCが破壊される事はないのです。
美容効果が期待できるビタミンC配合化粧品の多くが破壊されやすいビタミンCをビタミンC誘導体という物質に変えて、浸透性などを高めている一方で、ほうじ茶はそのような技術を使わなくても、ありのままの天然ビタミンCが摂取できるのです。
成人病予防や体のサビ対策効果に期待!
ほうじ茶に含まれるカテキンの量は、緑茶を大きく上回ります。
カテキンは腸内にある余分な脂肪やコレステロールを排出、血糖値の急上昇を防ぐという、ダイエットにおいては大変効果のある重要な成分ですし、さらに抗酸化作用は女性の美しさには欠かせない要素です。
日本人の食生活が欧米化している中で、なかなか和食中心の淡白な料理を摂取する事は少なくなりました。
そのような中で、コレステロールや血糖値を抑制できるお茶は病を遠ざけてくれるでしょう。薬や、健康食品に頼らない健康対策が、ほうじ茶でできてしまうのです。
さらにカテキンの持つ抗酸化作用は女性の美しさには欠かせない要素です。
紫外線や、都市環境を取り巻く大気汚染、ストレスに至るまで、私たちの体を内側、外側と酸化させて、まるで金属のようにサビさせて、あげく使いにくい状態にしてしまうのです。
こうした体の酸化をしっかり抑制し、若さを保ってくれる、ほうじ茶パワーも、ダイエットと同時に得られるのです。
様々な面で、ほうじ茶のカテキンは、ダイエットにおいても、健康や美しさにおいても、他のお茶よりも優れているといえるのです。
ほうじ茶の香りでリラックス
ダイエット中は何かとストレスがたまりがちになります。
ストレスがたまりすぎると、過食や暴飲暴食、ホルモンバランスの乱れ、肌荒れにつながり、美しくダイエットを実現する道が遠のいてしまいます。
ほうじ茶は、テアニンという心身をゆったりとリラックスさせ、緊張などを緩和する効果のある成分を含んでいますから、ダイエット中の様々なストレスに大変効果的です。
ほうじ茶の独特な香りを楽しみながら、ゆったりとした気持ちで過ごすことができ、気持ちに余裕が出る事で、体内のホルモンバランスも正常化、さらに代謝が向上してダイエットがスムーズになっていくことでしょう。
ほうじ茶は最後まで有効に使いきりましょう!
ほうじ茶のリラックス効果は、お茶として飲む事はもちろん、茶殻もしっかり活用したいものです。
ほうじ茶は、他の茶葉と比較しても繊維が開きやすくて、カテキンがスムーズに抽出できるという特徴があります。
熱いお風呂に飲み干した茶殻を入れれば、再び入浴剤としても効果が発揮できるのです。
銘柄によってほうじ茶のスタイルに違いはありますから、元々ティーパックのものならそのまま使い、煎じて飲むタイプのものならば、ガーゼやティーパックなどに包んで浴槽に入れましょう。
ほうじ茶の香りで浴室が満たされ、ダイエットによるストレスが解消されます。
カテキン濃度が高い三番目抽出のお茶に注目!
ほうじ茶だけに限らず、緑茶や番茶も同じ事が言えますが、カテキンはお茶の苦味や渋み成分でもあります。急須で、一番に入れたお茶よりも、2回目、3回目のお茶の方が渋みや苦味もしっかり抽出されて、美味しいとされています。
3回目に急須から注がれたカテキンたっぷりのお茶を中心に飲めば、ダイエット効果、その他のマルチな効果もしっかり得られるはずです。
間違っても1回目の抽出でティーパックや茶殻を捨てることなく、3回目こそしっかり飲用しましょうね。
ちょっぴり気分転換も!?ほうじ茶で一工夫
ダイエットをしていれば、食べたいものを食べられず、飽きがくる時もあります。
そこで負けてしまえば、暴飲暴食からリバウンドへと負のサイクルに!そんな時は、香ばしい香りが魅力のほうじ茶プリンや、ほうじ茶ラテなどを作って一息させましょう。
「ダイエットの我慢がリバウンドへ導かぬように!」ですが、こうしたプリンやラテは、砂糖や生クリームなどを使用せずに、太りにくいオリゴ糖などを用いて甘さを出すのがコツです。
また、牛乳も低脂肪の種類を選んだり、ホルモンのバランスを整えるイソフラボン豊富な豆乳を代替えにしたりと、ちょっとした工夫も忘れずにしましょう。
最近は、以前に比べてカフェなどでもほうじ茶の風味を生かしたスイーツ類を提供していますね。
店内でオーダーする糖分や脂肪分の高いスイーツ類はちょっぴりお預けにして、上記のように、自己流でも作れる簡単ほうじ茶メニューでダイエット中の息抜きをしましょう。
疲れやストレスがたまると、脳は、必然的に甘さを求めます。ダイエットがストレスになってしまっては健康的な美を実現する事が難しくなります。
まとめ
日本人に愛され続けているほうじ茶が持つ、効果効能、魅力を十分に理解し、リラックスしながらダイエット実現へと一歩一歩進んで行きましょう。
ほうじ茶は、日本家庭で最も飲まれている一般的なお茶ですが、緑茶などと違い、ノンカフェインで妊婦さん、子供、高齢者と、飲める人の幅も広いといえるでしょう。
自分だけのダイエット目的で、ほうじ茶を飲むなら、コスパ面でも引け目を感じてしまいますが、家族全員で飲用できるとなれば、ダイエットを意識せずに飲めるため、継続しやすいですし、自分にだけダイエットというプレッシャーもかかりにくいものです。