ゴーヤ茶のダイエット効果について!自家製ゴーヤ茶を作ろう
「ゴーヤ茶」と聞いても、なかなか聞きなれない方も多いはず。
実は沖縄では、割りとポピュラーなお茶なんですよ。
最近は、市販のゴーヤ茶も増えてきましたが、野菜のゴーヤを乾燥させて作るので、自宅で自家製ゴーヤ茶を作ることもできるのです。
そんなゴーヤ茶の効果について、詳しく見ていきましょう。
ゴーヤ茶の効果効能とは?
ゴーヤは、沖縄の野菜として有名で、夏場はスーパーなどでもよく見かける南国野菜です。
ゴーヤとしてはお茶よりも、ゴーヤチャンプルーなど炒め物として食す文化の方がメジャーですね。
独特の苦味のある野菜なので、苦手という人も多いかもしれません。
しかし、お茶にすると苦味が和らいで飲みやすく、体に良い成分も多くとれるので、ダイエットだけでなく健康にもオススメなんですよ。
ゴーヤの最大の特徴である苦味ですが、「チャランチン」「モモルデシン」という二つの成分が原因となっています。
この二つは、インスリンの分泌を促して血糖値を下げてくれる効果があるので、糖尿病予防などにオススメです。
また苦味成分により、胃や腸の働きを活性化させる効果もあるので、炎症改善効果もあります。
ビタミンCも豊富で、皮膚の免疫力を高めてくれるので、夏場に多くみるゴーヤですが、日焼けからのダメージの対策としても効果的です。
また、夏バテにもモモルデシンの健胃作用、ビタミンCの免疫強化作用などが効果を発揮してくれます。
カリウムの利尿作用で、体内の熱を下げる効果もありますよ。
ゴーヤのダイエット効果とは?
ゴーヤには、「共役リノレン酸」という栄養成分が豊富で、この共役リノレン酸は摂取すると体内で「共役リノール酸」に変化します。
この共役リノール酸は、脂肪の分解を活性化させるだけでなく、リパーゼの働きを促す効果もあり、体の脂肪燃焼効果を発揮させてくれます。
また、血中コレステロールや中性脂肪を減らす効果もあるので、ダイエットと同時に健康にも良いです!
ダイエット茶と脂肪燃焼効果については「脂肪燃焼効果のあるお茶なら、飲むだけで中性脂肪が減る?!」で詳しく解説していますよ。
ゴーヤ茶の作り方は?
ゴーヤ茶は、市販されているものもありますが、ゴーヤを使って自宅で作ることも出来ます。
最近は、グリーンカーテンなどでゴーヤを栽培している人も増えているので、手作りでお茶にしてみてはいかがでしょうか。
また、ゴーヤはそのまま食べるよりも、お茶にした方が栄養が凝縮されています。
生の状態と比べた時に、カリウム15倍、カルシウムは18倍、鉄分27倍にもなるんですよ!
ゴーヤ茶の作り方
- ゴーヤを縦半分に切り、スプーンで綿を取り除きます。種は、綿からの取り除いて残しておきます。
- ゴーヤを1mmくらいの薄切りにしていきます。
- 薄切りにしたゴーヤと種を、クッキングシートに並べて干します。1~2日程、日が当たる場所に干すのが理想ですが、出来ない場合は電子レンジなどでも作れます。両面3~4分程様子を見ながら加熱しましょう。
- ゴーヤが乾燥したら、フライパンで乾煎りします。だいたい薄茶色になるまでを目安に、冷めたら保存します。
4で完成したゴーヤを、急須で茶葉として利用しましょう。
急須なら5分ほど、煮出す場合は2~3分、しっかり煮出してくださいね。
出し殻は佃煮などにして食べると、余すことなくゴーヤの成分を摂取できます。
ダイエットの場合、1日に6~7杯を目安にして下さい。
副作用などはありませんが、カリウムの摂取制限のある人は、医師に確認してから飲みましょう。
まとめ
ゴーヤは、とても栄養豊富で健康に良いだけでなく、脂肪分解効果でダイエットにも期待出来ます。
ゴーヤが苦手な人でも、お茶にすることにより独特な苦味が和らぎますよ。
ゴーヤ自体で摂取するのはちょっと…という人にも、ゴーヤ茶はおいしく飲めるので試してみてください。