バナバ茶はダイエット+血糖値を下げる効果も!妊婦さんもOK
最近、ダイエット茶などが話題になっていますね。
その中でも、バナバ茶はダイエット茶の効果だけでなく、血糖値の調節や妊娠中の体のサポートまでしてくれる、優秀な健康茶として知られています。
原産の東南アジアや北オーストラリアなどの現地では、古くから民間療法としても利用されています。
そんなバナバ茶とダイエットの関係について、詳しくみていきましょう。
バナバとは?
バナバとは、和名オオバナサルスベリと呼ばれ、熱帯や亜熱帯地方に広く分布する樹木です。
1500年以上前からフィリピンでは、バナバの葉や樹皮から抽出した液をバナバのお茶とし、民間治療薬として活用していました。
現在でもフィリピンでは「薬用植物」として扱われています。
バナバの成分は?どんな効果があるの?
バナバには、インスリンの主成分であるの「亜鉛」がとても豊富に含まれているので、糖尿病に効果をもたらすとされています。
他にも「コロソリン酸」という糖分制限に良い成分も含まれていて、血糖値を下げる効果があるので、糖尿病の人で飲んでいる人も多いですよ。
ミネラルやマグネシウム、カリウム、鉄、リンなどもバランス良く豊富に含まれています。
その中でも、マグネシウムはバナバの茶葉100gに603mgも含まれていて、この数値はルイボスティーの4倍にも及びます。
マグネシウムは、骨や筋肉を作る上で絶対に欠かせません!
妊娠中のマグネシウム含むミネラル補給など、母体や赤ちゃんの健康をサポートしてくれます。
他にも、食物繊維がサツマイモの15倍含まれていて便秘改善や腸の健康にも効果的。
不溶性食物繊維が腸内環境を整えお通じを良くしてくれ、水溶性食物繊維が糖質をゆっくりと腸に運ぶ為、血糖値の急な上昇を抑えてくれます。
また、バナバ100gの樹皮中には4000mgもカルシウムが含まれています。
しっかり煮出したバナバ茶は、カルシウムも取れて心臓や血管を強くし、骨粗しょう症や関節痛などにも効果を発揮してくれます。
バナバ茶のダイエット効果は?
バナバには、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
この活性化酸素は、体内に溜まると細胞や血管の活動を弱め、疲労や倦怠感、ガンや脳卒中なども引き起こします。
バナバ茶で活性酸素を除去する事で、細胞や筋肉が活発に動かせるだけでなく、基礎代謝も高めることが出来るので、エネルギーを消費しやすく、太りにくい体を作ることが出来るのです。
また少し前でお話ししたように、血糖値の上昇を抑える効果があるので脂肪が合成されにくくなったり、便秘解消により体内の老廃物や毒素を一緒に排出する効果もあります。
バナバ茶の摂取方法と注意
バナバ茶はノンカフェインなので、妊娠中の服用も可能で副作用なども報告されていない安心なお茶です。
しかし、稀にバナバ自体にアレルギーがある人もいるので、初めて飲む際は様子を見ながら少しづつ飲みましょう。
1日の目安としては、お茶で3~5杯ほど飲むのがオススメです。
日常的に摂る事で、痩せやすい体を作ることが出来ますよ。
まとめ
バナバ茶は、ダイエットだけでなく糖尿病や妊娠中のミネラル、カルシウムの補助など幅広く健康をサポートしてくれるお茶です。
ダイエットだけでなく、生活習慣や体調に気になる点のある人は試してみると良いかもしれませんね。